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わたしたちの伝承童話シリーズ23


あらすじ

ある日、山で虎に出会った若者はびっくり仰天、とっさに知恵を働かせました!虎に向き合った若者は涙を流して言いました。「兄さん!わたくしをお忘れですか!!」「何を言うか。おまえは人間で俺は虎だ。兄弟のはずがない!」しかし若者はひるみません。「ずっと昔、山に木を切りに行かれた兄さんが今まで帰ってこられないので、母と僕がどれほど心配したかご存じですか?!」とすがりました。

「兄さん、兄さんが虎になられたとは!ああ、人間の時代をみなお忘れになったのですね!」と泣きながら更に言いました。虎はその後、自分を人間だったと信じるようになりました。虎は若者一家のために、色々な動物を捕まえて送りました。やがて若者は虎を本当の兄と思うようになり、虎は若者を本当の弟と思うようになりました・・・・。

山頂から自分の母(そう思いこんで)をながめる虎の目には涙が一杯。「ああ、お母様!苦労をかけて申し訳ございません」と、虎はいつも母を懐かしく思うのでした・・・!!

絵  チョン・ビョンジュン
文  イ・ウンジェ
出版 キタン童話
42ページ

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