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爪を食べた野ネズミ 

 
爪を食べた野ネズミむかしばなし 童話

あまりにもわがままに育った息子を心配した両親は、ある日、「三年ほど山寺で修業をしなさい」と息子に言い渡しました。息子はいやいや山寺に向かいました。まわりは山、またやまでした。息子はお坊さんが見ていらっしゃる時だけ勉強する振りをしながら、なんとか三年暮らしました。明日は寺をおりると考え、息子は風呂に入り、爪もきれいに切りましたが、切った爪は窓の外にそのまま捨ててしまいました。
翌日、息子は家に走って帰りました。ところが、いったいこれはどうしたことでしょう?家には、息子と全く同じ人間がいたのです!「おまえはだれだ?」「この家のむすこだ」「うそをつくな!僕が本物の息子だ!」「ふん、にせものめ!」ふたりはおおげんかになりました・・・・。

絵  ユ・チュンジェ
文  ノ・ヒウン
出版 キタン童話
42ページ

縦 25.5センチ×横 25.5センチ