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嫁を選ぶ試験 

 
嫁を選ぶ試験むかしばなし 童話

ある村の青年は、とても善良で、とてもハンサムでした。そろそろお嫁さんをもらう年頃になりましたので、両親は心配でたまりません。皆が仲良く暮らすわが家には、心の綺麗な、働き者のお嫁さんに来てもらいたい、さてどうしたらいいだろう?と、両親は悩んだ末に、嫁選びの試験を考えつきました。
あちこちの村からたくさんの娘が集まりましたが、わずかなお米と雑穀で一ヶ月暮らすという試験に合格するひとはいませんでした。
とうとう最後に、ひとりの娘がやってきました。娘は毎日おいしいご飯を炊き、一緒に暮らしているおばあさんにもごちそうをしました。「こんなことをしていたら、すぐにお米がなくなって、一ヶ月暮らせない」とおばあさんは心配しましたが、「大丈夫です。おばあさんが、市場に行ってわたしができる縫い物のお仕事をもらってきてください。それでお米を買いましょう。」と言いました。一生懸命に働いて、この娘は青年の両親に衣服も送り、食料品も買いました。
青年の両親は大喜びで、まじめに働く娘を息子の嫁に迎えました。

絵  チン・ソンミ
文  ソン・チェチャン
出版 キタン童話
42ページ

縦 25.5センチ×横 25.5センチ